採用情報
動作周波数
変圧器鉄心の損失は周波数と大きく関係しているので、使用周波数に基づいて設計し、使用しなければならない。この周波数は動作周波数と呼ばれる。
ていかくでんりょく
所定の周波数と電圧では、変圧器は所定の温度上昇の出力電力を超えずに長期的に動作することができる。
ていかくでんあつ
変圧器のコイルに印加できる電圧を指し、動作時に規定値を超えてはならない。
でんあつひ
トランスの一次電圧と二次電圧の比を指し、空荷電圧比と負荷電圧比の違いがある。
むふかでんりゅう
変圧器の二次開放時には、一次にはまだ一定の電流があり、この部分の電流は空負荷電流と呼ばれている。空荷電流は磁化電流(磁束発生)と鉄損電流(鉄心損失による)からなる。50 Hz電源変圧器では、空負荷電流は磁化電流にほぼ等しい。
むふかそんしつ
トランスの二次開放時に、一次測定で電力損失を測定すること。主な損失は鉄心損失であり、次に空負荷電流が一次コイルの銅抵抗に発生する損失(銅損)であり、この部分の損失は小さい。
効率性
二次電力P 2と一次電力P 1の比率を指す。通常、変圧器の定格電力が大きいほど、効率が高くなります。
ぜつえんていこう
トランスの各コイル間、各コイルと鉄心との間の絶縁性能を示す。絶縁抵抗の高低は使用する絶縁材料の性能、温度の高低と湿気の程度と関係がある。
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